血管内治療専門医による先端治療

最新の血管撮影装置を導入し、
脳血管内専門医による
“頭を切らない”低侵襲な治療をおこなっております。

当院には脳血管内治療専門医が3名在籍しており、専門医が脳血管内治療を提供しています。

閉塞した脳の血管を再開通させる血栓 溶解療法、血栓回収療法、血管の閉塞や狭窄を防ぐ頚動脈ステント留置術、動脈瘤の破裂を予防する脳動脈瘤コイル塞栓術など年間100 例以上の実績があります。

血管内治療とは

血管内治療とは、血管造影装置(CT画像)でリアルタイムに血管を見ながら、カテーテルという特殊な細い管状の医療器具を血管内に挿入して行う治療法です。体の奥にある臓器や血管の治療ができること、傷跡が小さく治療期間や入院期間の短縮が可能などの特長があります。

 

血管内治療は、近年さまざまな器材が使用可能となったことで急速な発展を遂げています。従来の手術では治療困難であった病変へも容易に到達できるほか、直視下で行う開頭手術と比べ患者さんへの負担が少なく、高齢者や全身合併症を持った方にも施行できる点で優れており、治療後の安静と入院の期間が短いなどの利点もあります。

血管内治療は、おおまかに以下の3つに分けられます。

①血管拡張術:狭くなってしまった血管を拡げる治療法、ステントを置くこともある

②再開通療法:詰まってしまった血管を再度開通させる治療法

③塞栓術:出血を起こしたないし、起こしうる異常血管、動脈瘤、腫瘍への血管を閉塞させる(詰める)治療法

 

医療技術の進歩に伴い、患者さんの体への負担が少ない「低侵襲治療」として、詰まった血管を拡げたり、出血した血管を詰めて止血したり、行える治療は多岐にわたっています。

対象となる病気は脳動脈瘤、頸動脈狭窄、頭蓋内動脈狭窄、脳動静脈奇形、硬膜動静脈瘻、脊髄血管奇形、脳頭頚部腫瘍などです。

血管内手術 件数

150 120 90 60 30 0 A B C D D D 35 % 50 % 100 % 125 % 125 % 125 %