心臓病は「沈黙の病」とも呼ばれ、症状が現れた時には手遅れとなることがあります。
この検査は、症状がない段階で冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)のリスクを把握するための有効な手段です。早期にリスクを認識することで、生活習慣の改善や適切な治療を受けることが可能となり、将来的な健康維持に繋がります。
当院では、カルシウムスコアCTを撮影し、冠動脈の石灰化をスコアリングします。その値を用いてMESA(Multi-Ethnic Study of Atherosclerosis)スコアにて、従来のリスク因子を組み合わせて、10年間の冠動脈疾患リスクを算出します。また、8つのリスク要因を考慮して算出する吹田スコアでも10年間に冠動脈疾患の発症を予測します。
心疾患は、突然死の原因の一つ
とされ、1955年より死因順位において
常に上位をキープしています。
2020年では、患者数(188,000人)・
死亡数(205,596人)ともに増加し、
2位になったこともあり、心疾患予防に
対しての意識が高くなってきています。
令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)の概況
MESA SCORE
カルシウムスコアCT
256列 Brilliance iCT(PHILIPS社製)
カルシウムスコア結果
MESA SCORE(コンピューター処理)
カルシウムスコア結果
吹田スコア
検査報告書について
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健康管理課
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